QRコードの基礎
QRコードの誤り訂正:L・M・Q・Hレベル
2026年10月7日更新
L、M、Q、Hは段階的に誤り訂正用の冗長データを増やします。高いレベルほど損傷に強くできる一方、同じシンボルで利用できるデータ容量が減り、密度が高くなる場合があります。
具体的な例
Hレベルはコードワードの約30%を復元できると説明されます。見える正方形の30%をロゴで覆ってよいという意味ではありません。損傷の位置が影響し、構造パターンは読み取れる状態でなければなりません。
同じ内容のロゴなし版を比較用に保存します。ロゴ版を最終サイズで複数の対象リーダーで試してください。失敗する場合はロゴを小さくするか印刷サイズを大きくし、誤り訂正だけで読めると判断しないでください。
誤り訂正の目的
QRコードの一部が汚れたり破損したりした場合にデータを復元しやすくします。DENSO WAVEもL・M・Q・Hの4段階を案内しており、一般的にMが使われることが多いと説明しています。
高ければ常に良いわけではない
Hは冗長性が高い一方、同じ内容でもQRコードが高密度になったり、より大きな印刷サイズが必要になったりします。
比較早見表
| レベル | 誤り訂正 | 実用上の特徴 |
|---|---|---|
| L | 低 | データ容量を取りやすい |
| M | 標準 | 一般用途でバランスがよい |
| Q | 高 | 冗長性が増える |
| H | 最大 | 冗長性最大・データ容量は小さくなる |
最終環境でテスト
ロゴ、小型ラベル、摩耗しやすい素材など条件によって最適なバランスは変わります。実際の機器と素材でテストしてください。
出典と規格
このガイドの技術情報は、可能な限り公式または一次資料で確認しています。